糖度14を超える当農園のミニトマト!深いコクと自然な甘みを引き出す栽培方法を実況中継!
大切なのは土壌の有用菌!有用菌が好むシンプルな土作りが美味しいミニトマトの育て方の秘訣です!
本日、農業屋三田店からミニトマトの苗900本が届きました!
[aside type=”boader”]
今年、育てるミニトマトの種類
・アイコトマト(赤・黄色)
・甘っこ
・トスカーナバイオレッド
・鈴なりトマト
[/aside]
今年はこれらのミニトマトを育てます。
甘くて美味しいミニトマトの育て方をあます所なく実況しますので期待していて下さい。
当農園のミニトマトは、 「栽培期間中は農薬を一切使わない」 で育てて糖度は12から15を目指します。
過去の最高実績(オレンジパルチェ 糖度15.3)
今日は4月10日。このトマトの出荷は6月初旬の予定です!
これから ミニトマトの植え付けから美味しく育ったミニトマトの収穫まで を実況中継します。
ですが、その前に以下の記事を見て下さい。
当農園の 「野菜への情熱」 と 「他にはまねできない高い品質」 の理由が書いてあります。
特に硝酸イオンの数値がすごい! 「野菜の健康診断」 は、高い機能性と安全性の確たる証拠です。
そしてこの糖度の高いミニトマトの性能を引き出すためのこだわりの栽培方法です!
特別なことはせずにシンプルに「自然の摂理」と「先人の知恵」に従っています。
当農園の野菜に少しでも興味を持っていただけましたでしょうか?
今日から、この栽培法で作る糖度13を超えるミニトマトが出荷されるまでの道のりを実況中継していきます。
また、このトマトも「野菜の健康診断」を行ないます。その結果も発表しますのでご期待下さい。
それとこのミニトマトを実際の体質改善の現場で使用した
「高糖度ミニトマトのリコピンを利用した体質改善法」についてレポートしますね。
それでは、高糖度ミニトマトの栽培現場の実況中継を始めます!
安全で高い糖度のミニトマトを栽培するためのこだわりがあります!
有機質資材の施用と表面施肥で多様な有用菌の力を120%活用します!
平成29年4月10日
当農園の高糖度のミニトマトは、 「栽培期間中は農薬を一切使わない」 で育てます。
まず、土壌中に十分な酸素を入れるため、耕運機で「転地返し(鋤の技術)」を行ないます。
このとき注意することは、肥料を土壌中に混ぜ込まないことです。
当農法では、土の中に肥料は混ぜ込みません。自然界では誰も土壌中に肥料を混ぜ込みませんよね。
それは自然の摂理に即さない、不自然な行為だからです。
さらに、
土が軟らかく、かつ、前作の肥料が土壌表面に多く残っている場合
は土壌表面3センチの酸化層のみ手で軽くほぐして植え付けます。
植え付けは株間50cmで行ないます。
植えつけた後、土壌表面に竹や枝の解繊物(細胞壁ごと爆砕した有機質資材)を1cm程の厚さでまきます。
トマトの定植後(有機質資材を施用した後)
肥料は表面施肥が原則!前作の残り具合を考慮しながら肥料を少なめに施用!
肥料は、主に化成肥料の単肥を中心に鶏糞・有機質肥料を配合したものを使います。
なぜ化成肥料を使うのか?
答えは、どれだけの成分を入れたのか凄く明確に分かるからです。
その肥料を有機質資材の上に表面施肥します。
この時、慣行農法なら土に混ぜ込みますが、あくまで表面施肥です。
理由は、土の中で嫌気性菌により肥料分の腐敗やその他の土壌環境の悪化を防げるからです。
また、不要な肥料分は雨とともに流れることで、余分な肥料の滞留も防げます。
ここは最重要ポイントですのでもう一度言います。
[aside type=”boader”]
①肥料は、有機質資材の上に表面施肥を行う。
②土の中には混ぜ込まない。
③窒素肥料を抑えてカリウムを若干多めに施用。少ないかなぐらいがちょうどいい。
[/aside]
トマトの茎は上に上に伸びていくので、茎をくくりつける支柱を立てます!
トマトの支柱も竹にこだわります!竹支柱は安くて割と丈夫です。
平成29年4月20日頃
当農園は、竹や剪定した枝を爆砕した有機質資材を利用することは、前回書きました。
これからミニトマトの支柱の立て方について書いていきますが、支柱もできれば竹の支柱を選ぶようにしています。
国華園の安い竹支柱を利用していますが、数年使ってもなかなか折れずに丈夫で長持ちしています。
おすすめです。
トマトの支柱は、枝からだいたい10cmほど話して立てます。
当農園では、ミニトマトを約50cm位離して千鳥に2条植えで植えつけています。
なので、三脚になるように支柱を立てて、上のほうを紐で結んで強度を保ちます。
これで大丈夫なの?と思われるでしょうが、
当農園は、美味しいミニトマトを作るために窒素肥料を少なめにして、
草の勢いを抑えて育てます。
なので、こんな感じでも支柱の強度としては十分です。
ただ、台風でかなり土が水気を含んでも倒れないように支柱はできるだけ深くまで差し込みます。
次回は、「剪定の仕方」と続いていきます。
乞うご期待!
ミニトマトの甘さを極限まで引き出し、収量を上げる育て方!連続2段摘心栽培法
甘さを上手に引き出し高糖度のミニトマトを育てるポイントは、以下の3点です!
[aside type=”boader”]
①同時期に多くの身を育てない。
②太陽光にできるかぎりあて、十分な光合成をさせる。
③赤くなってから、更に1週間以上ミニトマトを完熟させる!
[/aside]
これを実現するために、当農園では、「連続2段摘心栽培」を参考にミニトマトを剪定します。
この剪定法では、花芽の直ぐ下のわき芽(下から数えて7番目のわき芽)を残して育てます。
このわき芽は、もとの主茎と同じくらい太く勢いの強いわき芽になります。
このわき芽を主茎にして継いで行く育て方です。
下の写真の青色が第1花(花芽)、赤色がわき芽です赤色のわき目です。
わき芽を次の主茎にして伸ばしていき、花芽が着いているもとの主茎は2つ目の花芽の上のの葉を一つ残して茎を切ってしまいます。
主茎となるわき芽以外のわき芽はすべて切り取ります。
こうすることにより、同時に同じ生育段階の花芽を2房以上育てないで、ミニトマトが育つ時期をずらしていきます。
うまく育てると、ミニトマトの収量が2倍、糖度も高くて甘いミニトマトに育ちます。
それでは次は、花芽が大きくなり、ミニトマトがついて大きくなるまでを中継します!
第1花房が大きくなりました!ミニトマトの実もつき始めたよ!
作成中